読み仮名 | ししがしら(ごんげんさま) |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1963年 12月 24日 |
指定詳細 | 昭和38年12月24日 追加指定昭和58年12月13日 |
数量 | 16頭 |
所在地 | 宮古市山口 |
所有者 | 黒森神社 |
保持団体 | |
管理団体 | |
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概要
黒森神社に「隠居権現様」として伝来する16頭の獅子頭である。
昭和38年指定の獅子頭2頭のうち1頭は、文明17年(1485)の銘があり、この銘が最も古く作も優れている。
もう1頭は、銘はないものの、運慶作とも伝えられ、きわだって作が優れている。
追加指定の14頭は、正徳元年(1711)〜明治27年(1894)までのものである。
いずれも木造、漆塗及び彩色、箔押を施している。
各眉及び眼をいからし、鼻孔を開き、上下の歯牙をあらわしている。
耳及び下顎は別製とし、耳は矧付けし、下顎は後方に突起を設けてこの部分を上顎と紐でつないで開閉の工作をしている。
一か所に伝来するものとしては最も多数で、しかも、銘文によりその製作時期の知られるものが多く貴重である。