更新日:2019年01月29日

読み仮名 | ちばけじゅうたく |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 2007年 12月 4日 |
指定詳細 | |
数量 | 5棟 |
所在地 | 遠野市綾織町綾織 |
所有者 | 千葉弘子 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
千葉家住宅は、遠野市西寄りの山麓に小城のような屋敷を構えている。
天保年間に主屋が建設され、大正末期頃までに現在のような屋敷構えが整った。
主屋は、馬屋を前面に張り出してL形平面とする、いわゆる南部の曲り屋形式の民家で、主屋の座敷では面皮材の棹縁を使用するなど、瀟洒な意匠を見せる。
千葉家住宅は、南部曲り屋の分布域南縁に位置するとともに、遠野地方に典型的な平面をもち、洗練された座敷意匠を採用するなど、江戸末期の大型曲り屋民家として高い価値がある。