読み仮名 | きゅうほおのきだてけじゅうたく |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 2011年 11月 29日 |
指定詳細 | |
数量 | 2棟(主屋、土蔵、土地) |
所在地 | 一戸町小鳥谷字朴舘 |
所有者 | 一戸町、個人 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
旧朴舘家住宅は、岩手県の北部、旧奥州街道沿いの山間部に所在する。
江戸時代末期に建てられた寄棟造茅葺の主屋は、桁行30m、梁間16.4m と大規模で、北側の約半分を土間にして、その一部にマヤを設ける。主屋の南側半分には床を張り、土間に面してダイドコを設け、奥に三部屋からなる座敷を設ける。台所の前面に式台を構え、座敷には長押をめぐらせるなど格式を備えたつくりとする。
旧朴舘家住宅は、重厚な軸部構成と広大な内部空間をもつ大型民家で、接客空間が充実
するなど南部藩領における上層民家の特徴をよく示しており、高い価値が認められる。