更新日:2019年01月29日
読み仮名 | もくぞういちじきんりんざぞう |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1897年 12月 28日 |
指定詳細 | 明治30年12月28日 昭和43年2月2日名称変更 昭和53年6月15日追加指定 |
数量 | 1体 |
所在地 | 平泉町平泉字衣関 |
所有者 | 中尊寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 平泉の文化遺産 |
概要
附 木造天蓋 1面
像高 75.3cm。
桂材寄木造。
彩色を施し、玉眼水晶、宝冠、瓔珞、環釧をつけ、智拳の印を結ぶ。
宝冠は、宝相華唐草の文様を透かし彫りにした金銅製。
像は、背面から像の内部のすみずみまでくり抜いてあり、体全体が薄手にできている。
胸と腹の内側に梵字を一字だけ彫った金銅板が打ちつけてあり、これが一字金輪仏と言われるゆえんである。
台座は、四重を成し、三辺切付蓮華楕円形敷茄子、反花、角入框座共に近時の後補。
三代秀衡の念持仏として作られ、藤原末期の作と伝えられているが、制作は鎌倉時代か。
中尊寺の秘仏である。