読み仮名 もりおかなんぶけうまじるし
指定種別 県指定
種別 工芸品
指定年月日 2005年 9月 30日
指定詳細
数量 各1点
所在地 紫波町
所有者 紫波町
保持団体
管理団体
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概要

金茶繻子地亀甲革入具足下着
黒羅背板地亀甲散模様鎖入具足下着

金茶繻子地亀甲革入具足下着は、表地に金茶色の繻子、裏地に薄紅色の羽二重を用い、間に革製漆塗り亀甲形の板と鎖を縫い付けた白麻地を、真綿で挟んで挿入している。
黒羅背板地亀甲散模様鎖入具足下着は、表地に黒羅背板、裏地に藍染めの麻地を用い、間に亀甲形の鉄の板金と鎖を藍染めの麻布に縫い付けて挟み込んでいる。縁に菖蒲韋の覆輪をめぐらす。袖を筒袖とし、立襟には亀甲金物を仕込んでいる。表地には金物の外形に沿って糸で亀甲形を縫い取る。袖を筒袖とし立襟に亀甲金物を仕込むなど、典型的な幕末期の具足下着の特徴を示している。
2種の具足下着は、上等の生地や材料をふんだんに使い、丁寧に作られており、江戸時代後期から幕末にかけての上級武家の染織品であるほか、合戦のない時代に防護力を高めた具足下着を備えていたことは、南部家の武装の特徴の一端を示すものとしても貴重である。

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