読み仮名 もくぞうしょうかんのんりゅうぞう
指定種別 国指定・重要文化財
種別 彫刻
指定年月日 1903年 4月 15日
指定詳細
数量 1体
所在地 二戸市浄法寺町御山字御山久保
所有者 天台寺
保持団体
管理団体
ホームページ 岩手県立博物館(天台寺聖観音立像)
浄法寺町(八葉山天台寺)

概要

像高117.2cm。
木造、桂材、一木造、素地のまま仕上げる。
顔面平彫、体部は上体裸で横線彫。
天衣は、両肩から左右前に垂れ、膝前をわたり、左右腕にかかる。
丸刀を使用した横縞が目立ち、眉、唇、ヒゲなどが、朱あるいは墨で描かれているのが特徴である。
清潔、清雅な造形美を表している。
東北最古と伝えられる天台寺の本尊で、一刀三札鉈作の桂清水観音として信仰されているものである。
台座は元のものが失われ、左手4指先が欠損し右手首から先も後補である。