更新日:2025年08月15日

読み仮名 もくぞうしょうかんのんりゅうぞう
指定種別 国指定・重要文化財
種別 彫刻
指定年月日 明治36年4月15日
数量 1体
所在地 二戸市浄法寺町御山字御山久保
所有者 天台寺
管理団体

概要

像高117.2cm。
木造、桂材、一木造、素地のまま仕上げる。
顔面平彫、体部は上体裸で横線彫。
天衣は、両肩から左右前に垂れ、膝前をわたり、左右腕にかかる。
丸刀を使用した横縞が目立ち、眉、唇、ヒゲなどが、朱あるいは墨で描かれているのが特徴である。
清潔、清雅な造形美を表している。
東北最古と伝えられる天台寺の本尊で、一刀三札鉈作の桂清水観音として信仰されているものである。
台座は元のものが失われ、左手4指先が欠損し右手首から先も後補である。