更新日:2019年03月28日

読み仮名 | もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう |
---|---|
指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1915年 3月 26日 |
指定詳細 | |
数量 | 1体 |
所在地 | 二戸市浄法寺町御山字御山久保 |
所有者 | 天台寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 二戸市(八葉山天台寺) |
概要
像高171.8cm。
木造、桂材、一木造、素地を表す。
十一面は彫出しで、天冠台彫出し、髪際は中央で少し上にとがる。
頭上の小面は、後、左、右に3個ずつ並ぶ。
左手、右手共に手先を欠く。
条帛をかけ、天衣は膝前で交差する。
裳をつけ、直立し、右足先は欠損している。
台座、光背共にない。
丸刀を使用しているが、聖観音立造のような横縞はなく、簡素な仕上げである。
これは、幅広い平ノミに近い丸刀で表面を平滑に仕上げているためである。
天台寺には、このほか、地方作特有の丸刀による仏像(いわゆる鉈彫り)が全部で7体ある。