更新日:2025年08月15日
                            

| 読み仮名 | もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう | 
|---|---|
| 指定種別 | 国指定・重要文化財 | 
| 種別 | 彫刻 | 
| 指定年月日 | 大正9年8月16日 | 
| 数量 | 1体 | 
| 所在地 | 花巻市東和町北成島 | 
| 所有者 | 毘沙門堂 | 
| 管理団体 | 
概要
附 木造二鬼坐像2体本体像高348.4cm。
 木造、寄木造、彩色仕上げ。
 花冠、天冠台を着け、焔髪、彫眼、唐様甲を着ける。
 籠手を着け、両腰の垂帯は両肩へかけ、後ろへ長く垂らす。
 左手は屈臂し、宝塔を捧げ、右手はやや前に出して鉾を執る。
 袴の口をくくり、脛当を着け、地天の肩に乗る。
 地天は、両掌の上に、毘沙門天の足を支える。
 鬼左側90.9cm。
 右側99.9cm。
 木造一木造、彩色仕上げ。
 焔髪、条帛をかけ、衣をつけて正座し、両手を胸で交叉する。
 平安時代の東北開拓に際し、北方の守護神として尊崇されたものといわれ、輪宝火焔の光背を背にし、左右に二鬼(尼藍婆と毘藍婆)を従え、厳然と直立する姿は威圧感を与える。
 県下一の巨像である。