更新日:2022年07月05日

読み仮名 | もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1920年 8月 16日 |
指定詳細 | |
数量 | 1体 |
所在地 | 花巻市東和町北成島 |
所有者 | 毘沙門堂 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 国指定文化財|花巻市 |
概要
附 木造二鬼坐像2体本体像高348.4cm。
木造、寄木造、彩色仕上げ。
花冠、天冠台を着け、焔髪、彫眼、唐様甲を着ける。
籠手を着け、両腰の垂帯は両肩へかけ、後ろへ長く垂らす。
左手は屈臂し、宝塔を捧げ、右手はやや前に出して鉾を執る。
袴の口をくくり、脛当を着け、地天の肩に乗る。
地天は、両掌の上に、毘沙門天の足を支える。
鬼左側90.9cm。
右側99.9cm。
木造一木造、彩色仕上げ。
焔髪、条帛をかけ、衣をつけて正座し、両手を胸で交叉する。
平安時代の東北開拓に際し、北方の守護神として尊崇されたものといわれ、輪宝火焔の光背を背にし、左右に二鬼(尼藍婆と毘藍婆)を従え、厳然と直立する姿は威圧感を与える。
県下一の巨像である。