読み仮名 | もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1929年 4月 6日 |
指定詳細 | |
数量 | 1体 |
所在地 | 北上市立花 |
所有者 | 万福寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
像高102.1cm。
一木造、彫眼、彩色仕上げの像と思われるが、今は素地をあらわす。
兜をかぶり、ぴったりと身についた唐様の甲を着用している。
左手は、宝塔をかかげる形で屈臂す。
右手は握って、腰脇で武器を握る形をとる。
袴の口をくくり、脛当と沓をつける。
袖先は欠失する。
腰をやや左後ろにひき、重心を腰にかけた姿で邪鬼の上に立つ。
平安後期の作とされているが、眼の飛び出している激しい表情を見せるところなど、平安初期の荘重さが遺る。
左、右手、沓先左右ともに後補である。