更新日:2019年01月29日
読み仮名 | もくぞうやくしにょらいざぞう |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1929年 4月 6日 |
指定詳細 | |
数量 | 1体 |
所在地 | 平泉町平泉字衣関 |
所有者 | 金色院 |
保持団体 | |
管理団体 | 中尊寺 |
ホームページ | 平泉の文化遺産 |
概要
像高266.0cm。
木造、寄木造、漆箔仕上げ。
髪際一文字、白毫、彫眼である。
衲衣を左肩からかけ、わずかに右肩をおおう。
左手は膝上で薬壷をいだく形相をなし、右手は、外掌、足は左足外の結跏趺坐である。
光背は頭光八葉蓮華付、身光は二重覆輪取、下部に宝相華文様を彫出した光脚がある。
この光背は、当初のものが完全に残されているもので貴重である。
台座は失われて、今はない。
本像は、もと閼伽堂内にあったもので、堂々たる丈六仏であり、中尊寺往時の盛観がしのばれる。
平安後期の作とみられる。