更新日:2025年08月15日

読み仮名 | もくぞうそうぎょうざぞう |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 昭和34年12月18日 |
数量 | 1体 |
所在地 | 奥州市水沢黒石町字山内 |
所有者 | 黒石寺 |
管理団体 |
概要
膝裏に永承二年二月九日、仏師僧積□の銘がある。
像高67.0cm。
木造、一木造。
彩色仕上げであるが、ほとんど剥落している。
膝のところに別木をあて、内ぐりして、永承2年(1047)の墨銘があり、この頃の在銘の像として貴重である。
衣の上に、袈裟をかけ、左手屈臂、掌を内に向ける。
右手は膝上で掌を仰ぎ、持ち物を持つ形で坐る。
衣文の彫り出しの具合から、平安初期の様式がみられる。
造形的に優れ、彫りの深い衣文は鮮やかである。