更新日:2022年07月05日

読み仮名 | もくぞうとばつびしゃもんてんりゅうぞう |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1959年 12月 18日 |
指定詳細 | |
数量 | 1体 |
所在地 | 奥州市江刺藤里字智福 |
所有者 | 愛宕神社 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 岩手県立博物館 |
概要
像高175cm。
木造、トチ材一木造り、荒彫りで素地を表す。
天冠台上正面に冠飾を施す。
左手は屈臂し、宝塔をかかげる。
右手は屈臂し、鉾をとり、腰を左にひねり、両足をやや拓いて立つ。
地天は、木造、荒彫りで素地を表す。
髪を左右に振り分け、正面、両手掌を仰いで、毘沙門天の両足を支える。
丸刀仕上げ(鉈彫り)貞観風の彫刻様式で、直立した姿は体内に力がこもり、荘厳さと古さを感じさせる。
丸刀を横に使った装飾的な彫り方は、類例の少ない作風として貴重である。
画像
