更新日:2025年05月01日
読み仮名 | えんねん(こじつしきさんばん)しょようめん いち、おきな いち、わかじょ いち、ろうじょ |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1962年 6月 21日 (2020年 9月 30日 追加指定) |
指定詳細 | |
数量 | 翁 2面 若女 1面 老女 1面 |
所在地 | 平泉町平泉字衣関 |
所有者 | 中尊寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 平泉の文化遺産 |
概要
奉施入白山権現御宝□、正応4年3月□日の銘がある。
中尊寺伝来の古楽面の一つで、銘文でわかるように、正応4年(1291)の作である。
年記のある能面中、現存する最古のものである。
桂材を用い、裏の粗豪なくり方や彫り口には、いかにも古面らしい、荒々しい力強さがあり、まなじりをあげて笑う面相には、みずみずしい生気があり、初期能面の一典型を示す作例として、極めて貴重である。
この面は、後に、女面に転用されたものと思われ、構成の「若女」の銘が刻まれている。
2020年9月30日に翁2面及び老女1面が追加指定される。