更新日:2025年09月26日

| 読み仮名 | ゆだゆがわぬまのうきしま |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 天然記念物・植物 |
| 指定年月日 | 昭和41年3月8日 |
| 数量 | |
| 所在地 | 西和賀町湯川 |
| 所有者 | 西和賀町 |
| 管理団体 |
概要
湯川沼は、湯川温泉奥の湯から南方約2kmほど山に入った標高550m付近にある。
沼は、径150mほどあり、湿原状をなし、ブナ林に囲まれている。
沼の北と東寄りにミズゴケ・ヤチスゲ・ミカヅキグサ・ツルコケモモ・ホロムイソウなどが入り交じる突出した湿原があり、浮島は、この湿原から分離して生じたものと推定される。
水面に直径10m前後の大小の浮島が10個ほど浮かび、風によって移動している。
県内で、これだけの浮島が見られるのは湯川沼だけであり、さらに高層湿原地帯に浮島を形成する例は珍しく、学術的に貴重である。