更新日:2025年08月14日

読み仮名 たち めい すけざね
指定種別 国指定・重要文化財
種別 工芸品
指定年月日 昭和14年5月27日
数量 1口
所在地 盛岡市上田字松屋敷(岩手県立博物館)
所有者 岩手県
管理団体 岩手県立博物館

概要

長さ77.4cm。反り2.8cm。
鎬造、庵棟、身幅は頃合、先は小切先である。
重ねは厚く、鎬筋は高く、反りは深い。
地は小板目つみ、丁子映連なる。
刃文は、大のたれ調で、大丁子乱れと互の目乱れと入り混じり、足と葉がよく入る。
刃先の刃は小乱れ込み、先は抜ける。
茎は生ぶ、鑢目は勝手下がり、表に二字銘をきる。
助真は、備前国一文字派の刀工で、文永・弘安の頃、鎌倉に移ったという。
この太刀は、南部家伝来である。