読み仮名 | こんどうしゃかにょらいぞうみしょうたい |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 工芸品 |
指定年月日 | 1958年 2月 8日 |
指定詳細 | 1面 |
数量 | |
所在地 | 平泉町平泉字衣関 |
所有者 | 円乗寺 |
保持団体 | |
管理団体 | 中尊寺 |
ホームページ | 平泉の文化遺産 |
概要
盤径 35.9cm。
盤厚 0.15cm。
像高 26.0cm。
(台座共、ただし光背は含まない)。
薄銅円盤に覆輪を施し、盤面には蓮華座上に結跏し、転法輪印を結ぶ釈迦像を装着したもので、仏体及び台座、光背、覆輪は鋳造で鍍金し、盤は鋳造で、これは鍍銀したものと思われる。
覆輪は上縁中央で、また光背は頭光、身光とも内輪、外輪、火炎とに分け、それぞれ鋲でとめ、仏体と台座は一枚板の打ち出しで、3カ所をとめている。
仏体は薄肉に打ち出し、線刻を加えるが、衲衣は衣ひだを力強く表現して立体感を加え、台座連弁は同様に打ち出し、弁の縁は葉状文で飾り、地に魚々子をまきつめてある。