更新日:2025年08月15日
| 読み仮名 | くじゃくもんけい |
|---|---|
| 指定種別 | 国宝 |
| 種別 | 工芸品 |
| 指定年月日 | 昭和28年3月31日 |
| 数量 | 1面 |
| 所在地 | 平泉町平泉字衣関 |
| 所有者 | 地蔵院 |
| 管理団体 | 中尊寺 |
概要
肩間32.4cm、弦32.5cm、鎌倉時代の作。
もと毛越寺千手堂にあったもので「奉施入□□(消去)」「建長二年大歳正月日」の銘がある。
庚戌鋳銅鍍金上下縁各3弧からなる通常形式の両面磬で、肩間、弦はともに30cmを越える大型なつくりで、山形は低い。
中央に大形の優麗な撞座を据え、左右に大きく孔雀文を鋳出して毛彫を加え、表裏ほとんど同文であるが、一面は孔雀を花喰鳥に作ってある。
形状は雄大で、量感に富む。