更新日:2025年08月14日

読み仮名 こんどうせんじゅかんのんぞうみしょうたい
指定種別 国指定・重要文化財
種別 工芸品
指定年月日 昭和33年2月8日
数量 1面
所在地 平泉町平泉字衣関
所有者 地蔵院
管理団体 中尊寺

概要

盤径 16.51cm。
盤厚 0.15cm。
像高 14.8cm。
(光背、台座共を含む)。
薄い銅円盤に覆輪を回し、蓮華座上に結跏する千手観音像を装着したものである。
仏体、光背、台座は一枚板の打ち出しで、これと覆輪とは鍍金し、円盤はきわめて薄手の響銅質の鋳物で、その表面は鍍銀してあったと思われる。
光背は頭光に一輪、身光に二輪の円相を設け、脇手や持物と連絡し、中央の仏体は銅をやや薄く、面部と両膝、台座とをやや肉高く打ち出し、線刻を施してある。