てつごりんのとうちりん

指定種別 国指定・重要文化財
種別 工芸品
指定年月日 1980年 6月 6日
指定詳細
数量
所在地 一関市花泉町湧津字館
所有者 湧津八幡神社
保持団体
管理団体
ホームページ 鉄五輪塔地輪(てつごりんとうちりん)(一関市)

概要

文永五年二月廿五日の鋳出銘がある。
方106.0cm。
高さ78.2cm。
鋳製方形五輪塔の地輪部であって、天板以上を欠失する。
正面には相対する阿吽の2頭の狛犬を線描状に陽鋳し、両側面には銘文を陽鋳する。
背文は素文。
中央下部に方形の窓を開ける。
銘文(右側)右墾志者類演(緑)衆徒□四十余輩從建長第□六暦林鐘十日候抽□□素之志致施僧之□誠□冶鋳一丈一尺□之五輪塔□安□□□道□化是其□□也(以下5行略)(左側)抑瓦礫変成之躰親□拝仁倫得道□何□□然則結緑緇素合力(以下6行略)文永五年大成二月廿五日歳辰勧進沙弥西信警、鎌倉時代の建長6年(1254)に40余任の衆徒が造立を発願し、僧俗の合力を得て文永5年(1268)に完成した五輪塔で、その高さは一丈一尺の大塔であった。
現在は、最下部の地輪だけを残すにすぎないが、方1mを超える雄大なもので、わが国の鉄五輪塔中最大で、全体に鋳上がりもよい。