更新日:2025年08月14日
                            

| 読み仮名 | てつじゅ | 
|---|---|
| 指定種別 | 国指定・重要文化財 | 
| 種別 | 工芸品 | 
| 指定年月日 | 昭和59年6月6日 | 
| 数量 | 2基 | 
| 所在地 | 平泉町平泉字花立 | 
| 所有者 | 千手院 | 
| 管理団体 | 
概要
高さ 大 111.5cm。
    小 56.3cm。
 観自在王院の大阿弥陀堂、あるいは秀衡の館にあったと伝えられ、また、舞草鍛冶の作とも伝えられる。
 儀式の際に庭中の飾りものとした造花、造樹の類とみられるが、これほど大型のものは珍しい。
 珊瑚樹と橙と伝えられ、もとは葉や花、実をつけていたとみられ、ゆるやかに屈曲しながら伸びる優美な姿を示している。
 平安時代後期の作とみられ、平泉文化の高度な鍛鉄技術を窺うことのできる優品である。