読み仮名 てつじゅ
指定種別 国指定・重要文化財
種別 工芸品
指定年月日 1984年 6月 6日
指定詳細
数量 2基
所在地 平泉町平泉字花立
所有者 千手院
保持団体
管理団体
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概要

高さ 大 111.5cm。
   小 56.3cm。
観自在王院の大阿弥陀堂、あるいは秀衡の館にあったと伝えられ、また、舞草鍛冶の作とも伝えられる。
儀式の際に庭中の飾りものとした造花、造樹の類とみられるが、これほど大型のものは珍しい。
珊瑚樹と橙と伝えられ、もとは葉や花、実をつけていたとみられ、ゆるやかに屈曲しながら伸びる優美な姿を示している。
平安時代後期の作とみられ、平泉文化の高度な鍛鉄技術を窺うことのできる優品である。