更新日:2019年01月29日
読み仮名 | らでんはっかくしゅみだん |
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指定種別 | 国宝 |
種別 | 工芸品 |
指定年月日 | 1958年 2月 8日 |
指定詳細 | |
数量 | 1基 |
所在地 | 平泉町平泉字衣関 |
所有者 | 大長寿院 |
保持団体 | |
管理団体 | 中尊寺 |
ホームページ | 平泉の文化遺産 |
概要
総高52.4cm、長径193.9cm、1辺74.5cm、木製、漆塗八角形の壇で、束、上下框、羽目板はすべて沃懸地とし、束には胴部に羯磨文を表した宝珠鈴と宝蓋、上下框には中央に三鈷杵、左右に小花文を螺鈿で表す。
羽目板中央には金銅覆輪をつけた格狭間を設け、格狭間内には鏡池に正面には□子、他は華盤を持つ伽陵頻迦を打ち出した金銅板金をはり、上下框の八隅には金銅両花先魚々子地三鈷文打ち出し金具を打つ。
打ち出し文様にはすべて線彫を施し、螺鈿には毛彫を加えて細部を表す。
この須弥壇にはたぐいない浄土をうつした見事な構成美が示されている。