更新日:2019年03月28日

読み仮名 | またぎのしゅりょうようぐ |
---|---|
指定種別 | 国指定 |
種別 | 重要有形民俗文化財 |
指定年月日 | 1978年 8月 5日 |
指定詳細 | |
数量 | 486点 |
所在地 | 西和賀町沢内字太田 |
所有者 | 碧祥寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | いわての文化情報大事典(碧祥寺博物館) |
概要
東北地方には、中央に奥羽山脈、その東に北上山地、西に出羽山地などが南北に長く連なっており、古くからそこにマタギ、ヤマダチ、鉄砲打ちなどと呼ばれる狩人が住み着いて、冬から春先にかけて狩猟に従う生活が営まれてきた。
ここに収集された「マタギの狩猟用具」は、奥羽山脈沿いのマタギ集落を中心にとりまとめられたもので、狩猟用具122点、服物・携行用具257点、狩小屋関係15点、処理加工用具29点、交易関係用具7点、信仰用具56点、計486点と広範囲にわたり、巨細にまとめられている。
特に熊狩りや野兎狩りの用具の収集は、質量ともに優れ、地域的生業の特色を示すものとして貴重なばかりでなく、東北地方の狩猟習俗を知る上で、極めて重要である。
画像
