更新日:2025年08月15日

読み仮名 | さわうちおよびしゅうへんちいきのせきせつきようぐ |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 重要有形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和61年3月31日 |
数量 | 1,792点 |
所在地 | 西和賀町沢内字太田 |
所有者 | 碧祥寺 |
管理団体 |
概要
和賀川の最上流部に位置し、奥羽山脈に抱かれた沢内地域は、冬期の豪雪地帯として知られている。
このコレクションは、沢内及び周辺地域の冬ごもりの準備から、翌春の消雪するまで繰り広げられてきた生活の用具類をはじめ、積雪期に展開されてきたさまざまな生産活動に使用されてきた用具類など1,792点から構成されている。
その内訳は衣生活用具297点、食生活用具170点、住生活用具192点、生産生業用具704点、交通用具75点、運搬用具272点、娯楽遊戯用具63点、信仰儀礼用具19点である。
積雪期の生活を即物的に知るうえで通して貴重であるばかりでなく、人々が一年を通して自然環境に適応しながら、いかに生活してきたかを具体的に理解するうえからもきわめて重要な資料である。