小正月の夜に仮装して家々を訪れる訪問者のことで、沿岸部独特の風習です。

久慈地方では「ナモミ・ナマミ」、宮古地方では「ナモミタクリ」、釜石地方では「スネカ」、大船渡地方では「スネカタクリ」とも言います。

訪問者は恐ろしい木の面をかぶり、わらみのを付け、包丁や刀を持った装いで、怠(なま)け者をこらしめるために「すねに付いた火形をはがす」といって脅します。現在は、実際に行われているところは少ないようです。

開催日 1月15日
開催場所 大船渡市三陸町吉浜
問い合わせ先 吉浜スネカ保存会
TEL.0192-27-3111

※ 「吉浜(よしはま)のスネカ」は国の重要無形民俗文化財に指定されました。

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