花巻は古くから名馬を産するので「花の牧」とよばれ、また北上川が渦を巻き、それに桜の花が散り花巻とよばれるに至ったといわれます。稗貫氏が鳥谷ヶ崎城を築き、天正19(1591)年、南部氏の家臣北秀愛を鳥谷ヶ崎城主に迎え発展しました。また北上川舟運の河港としても栄えました。花巻宿を過ぎると両側の松並木も一段と整い盛岡城下が近いことを教えてくれます。