西進した街道は、繋(盛岡市)への渡しと番所があった尾入を過ぎ、生森山と塩ヶ森の間の「生森の一里塚(雫石町22地割字七ツ森)」に達します。国道46号線をはさんで現存する生森の一里塚は原形をよくとどめ、直径が約12メートル、高さも3メートル弱の土盛りの上に見事な松が茂っています。