更新日:2025年08月12日

読み仮名 ますざわけんばい
別名
指定種別 市指定・無形民俗文化財
指定年月日 昭和48年11月3日
所在地 奥州市江刺岩谷堂地区
保持団体
管理団体

概要

 増沢剣舞は、口伝によれば文政 10 年(1827)に伊手村地ノ神から、鹿踊とともに伝えられて創始した団体。「江刺型」とか「ちご剣舞」と分類されている、子供が中心となる剣舞である。切り紙をぐるりと垂らしたまんじゅ笠をかぶる鉦たたき・ササラ摺りの女児たち、切子燈籠、主坊子というひょっとこ面を被る男児などを特徴としている。団体が所持する嘉永2年(1849)の「剣舞免許状」は、文字通り、踊組加入の許可書だが、そこに萬松寺住職の花押が押されており、お寺が相伝にかかわっている貴重な資料となっている。慶應元年(1865)には原体剣舞の創始に関わり、初盆の家、墓地、寺などで踊られてきたが、平成 18 年頃から活動を休止している。

主な公演場所

活動休止中