更新日:2025年08月12日

読み仮名 かるいしねんぶつけんばい
別名
指定種別 市指定・無形民俗文化財
指定年月日 平成17年4月1日
所在地 奥州市江刺広瀬地区
保持団体
管理団体

概要

 軽石念佛剣舞は、便宜的に「江刺型」とか「ちご剣舞」と分類される。まんじゅ笠をかぶる鉦たたき・ささらすりの2人の女児、切子燈籠、オソブキ(スボウズ)というひょっとこ面を被る道化役、菅笠をかぶり白衣の2組4人の胴取などが特徴。伝授書によれば、大同3年(808)に、羽黒山修行中の権大僧都法印忠慶が3人の旅僧から剣舞の由来(七ヶ条目録)を授けられ、ひろめたものである。地域における創始は明らかではないが、宝暦年間(1751~1763)に内役(笛)で活躍した「儀右衛門」という人がいたと口伝されている。演目の内容や芸態に念佛剣舞形成期の古態が偲ばれるもので、当初から子供剣舞であることも併せて貴重なものである。

主な公演場所

活動休止中

※本来は、音石神社例祭(江刺地域 9月)