更新日:2025年08月13日
読み仮名 | かっちししおどり |
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別名 | |
指定種別 | 村指定・無形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和56年2月28日 |
所在地 | 田野畑村甲地 |
保持団体 | 甲地鹿踊り保存会 |
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概要
甲地鹿踊りは幕踊り系の鹿踊りで、田野畑村甲地地区で継承されている躍動感あふれる動きが特徴の郷土芸能である。甲地地区には近世の前半に伝わったとされている。
昭和8年に、宮古市に巡業に行った帰り当時の田老村で津波に遭遇し道具一式を流されたり、昭和36年に起きた三陸フェーン大火で道具を全て消失したりする歴史をもつ。フェーン大火後はしばらく活動が休止したが、衣装や道具を作り揃えて昭和46年に伝承が再開された。
鹿踊りの他に剣舞があり、剣舞は地元の小学校でも長年伝承活動が行われていた。
以前は初盆等を迎える家から依頼を受けると、家の庭先で鹿踊りや剣舞を交互に踊る大念仏という供養を行なっていた。
鹿踊りの演目には「花踊」「ほらがえし」「ほら入れ」「突き入れ」などがある。剣舞には「大念仏」「七つもの」「高太刀」「しろまわし」「三十三」などがあり、ほとんどの演目にそれぞれ「出羽」「中踊」「引羽」の三通りの踊りがある。
主な公演場所
たのはた村産業まつり