更新日:2025年08月13日
読み仮名 | こづやななつおどり |
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別名 | |
指定種別 | 町指定・無形民俗文化財 |
指定年月日 | 平成26年2月24日 |
所在地 | 一戸町小鳥谷 |
保持団体 | 小鳥谷七ツ踊り保存会 |
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概要
七ツ踊りは神社祭礼の露払いをする芸能で、一戸町内にはほかに楢山の来田に、かつては小繋と姉帯にもあった。
由来については神楽衆が宿に練り込んでくるときの行列から始まったのではないかとか、神楽の杵舞という杵を高く放り上げる余興の演目が発展したのではないかとか諸説ある。いずれ芸能からみて神楽と共通する部分が少なからずあり、小鳥谷(仁昌寺~中村)で明治~大正期に盛んに踊られていた神楽団体は実際に七ッ踊りを踊っていたとも伝えられている。
昭和はじめには小鳥谷の野中に七ツ踊りの師匠がいて、野中に小性堂の人達も来ていた。昭和30年頃になると野中で習った小性堂の人達が師匠となり小性堂が拠点になった。
踊りは行列踊り・輪踊り・礼舞(花舞)に分けられる。行列踊りは一列に行列を組みながら移動し、輪踊りは七ツ踊りの中心であり、大きな輪を作って演じられる。杵の役が輪の中心に 入って、杵を回したり高く投げ上げたりして場を盛り上げる。礼舞は花のお礼の舞いである。
主な公演場所
藤島のフジまつり(5月)、一戸まつり(8月)、小鳥谷まつり(9月)、小鳥谷地区文化祭(11月)、一戸町郷土芸能祭(11月)