更新日:2025年08月13日
読み仮名 | おおさわたうえおどり |
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別名 | |
指定種別 | 市指定・無形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和61年7月26日 |
所在地 | 滝沢氏大沢 |
保持団体 | 大沢田植踊り保存会 |
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概要
「大沢田植踊り」は稲作の豊穣を祈る予祝芸能で、小正月を中心に踊られてきた。
大沢田植踊りの由来については記録がなく、確かな来歴は不明だが、330年ほど前に上鵜飼から伝わったとされ、かつては市内に大沢、上鵜飼、下鵜飼の3箇所に伝承地があったが、現在は大沢のみとなっている。
五月女(しょうとめ)の「傘ふり」が珍しく、間をつなぐ「中踊り」が充実した踊りになっていることや一八(いっぱち)という道化男が活躍することが特徴。さらには三番叟(さんばそう)、狂言、囃子舞(はやしまい)や万歳(まんざい)といった演目が加わり、単に田植踊りというよりも複合的な演出になっている。
昭和61年7月26日に市(当時は村)の無形民俗文化財の指定を受けている。
伝承している演目は次のとおり。
- 口上切り(こうじょうきり)
- 三番叟(さんばそう)
- 仕付口上(しつけこうじょう)
- 馬夫踊り(ばふおどり)
- 五月女踊り(しょうとめおどり)
- 狂言
- 囃子舞(はやしまい)
- 万歳(まんざい) など
チャグチャグ馬コふれあいまつりin滝沢、市郷土芸能まつりに毎年出演の他、大沢熊野神社例大祭、市伝統芸能フェスティバル(イオンモール盛岡)、いわて子供伝統芸能フェスティバル(イオンモール盛岡)などに出演している。
主な公演場所
神社祭礼・小正月・各種行事
熊野神社境内・民家の座敷・庭 旧6月15日・1月
市郷土芸能まつり(1月下旬)