更新日:2019年03月27日
あらすじ
むかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんが庭を掃いていると、庭のすみに小さな穴が一つ、開いていました。不思議に思ったおじいさんは、棒で掘ってみました。ずっと掘っていくと、豆一粒に行き当たりました。おじさんは豆に「なんでここまでコロコロ転がってきたのだ?」と尋ねると、豆は言いました。「私はネズミさんに大事にされて、こっち来い、こっち来いと誘われたので、ここまで来ました。春になったら種にして、いっぱい増やしてやるからな、とネズミさんに言われたのです」。
おじいさんは、ネズミにものを大事にすることを教えられました。