| 黒羅紗地唐獅子牡丹文二枚胴具足 |
| くろらしゃじからじしぼたんもんにまいどうぐそく |
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| 胴総高74.3cm。 兜頭形、練黒塗り、眉庇は鉄地に牡丹唐獅子文染革包み。 胴前後の胴は糸絡みで覆板付け。 表に唐獅子文、裏は牡丹文の刺繍。 南部家29代藩主南部重信公所用。 文政13年(1830)の同家「御宝蔵御具足帳」に「重信公御飯召黒羅紗包御具足1領」と書かれているものに該当する。 この具足は、火事や洪水などの非常時の際に着用するもので、革もしくは鎖網みの上から黒羅紗地で包み、それに朱・白・緑・浅葱・紺・朽葉などの多数の色糸を用いて唐獅子牡丹文を刺繍している。 類品の遺例は稀で貴重である。 |