文化財情報  詳細
紺紙著色金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図
こんしちゃくしょくこんこうみょうさいしょうおうきょうきんじほうとうまんだらず
指定種別 国宝
種別 絵画
指定年月日 2001年 6月 22日
指定詳細 明治30年12月28日(昭和43年2月2日名称変更)、平成13年6月22日指定変更(重文→国宝)
数量 10幀
所在地 平泉町平泉字衣関
所有者 大長寿院
保持団体
管理団体 中尊寺
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概要
各縦193.9cm、横54.5cm。
平安時代。
天台宗の護国三部経の1つ「金光明最勝王経」を経文の文字で層塔を描いたものである。
縦長の紺紙の中央に、経文を金泥で塔形に筆写し、一巻で一塔を造立し、その集成が層塔の形をなし、10幀で10巻としている。
その塔の周囲には、経意が説話的情景で描かれ、朱、緑、白、銀泥の彩色が施されている。
またその下方には、塔を拝む人達が描写され、上下に唐草文が配されている。
経文は、塔の頂上の宝珠に始まり、順に下層に降り、基壇で終わっている。
藤原秀衡奉納とも、秀衡筆写ともいわれている。
12世紀後半の制作と推定される。
このお経は、国を守り、民生を安定させる法理を説いたもので、古くは聖武天皇が諸国に国分寺を建てて金光明四天王護国寺と称したように、藤原氏もまた、こうしたものを作って奥羽の安泰と民生の安定を祈願したものだろうといわれている。
旧名称:最勝王経十界宝塔曼荼羅紺紙金泥板装。