文化財情報  詳細
早池峰山及び薬師岳の高山帯・森林植物群落
はやちねさんおよびやくしだけのこうざんたい・しんりんしょくぶつぐんらく
指定種別 国指定
種別 特別天然記念物・植物
指定年月日 1928年 2月 7日
指定詳細 (天)昭和3年2月7日、(特天)昭和32年6月19日、(追加及び名称変更)平成2年12月19日
数量
所在地 遠野市・花巻市大迫町・宮古市
所有者
保持団体
管理団体
概要
早池峰山(1913.6m)は北上山地のほぼ中央にあって、この山地の最高峰であり、また山岳信仰の霊地として古くから親しまれてきた名山である。
本山の植物相の特色は、蛇紋岩山地特有の植物をはじめ、数々の貴重な因子を含む乾性植物群落が発生していること、他の地域ではすでに絶滅したものも残存していることなどがあげられる。
このようなことから早池峰山は固有の種、分布上の南限とするもの、分布上の稀品種など植物分布上貴重な種を多数包蔵している。
また、早池峰山の南、約3kmの所にある薬師岳(1644.9m)は、花崗岩質の緩やかな山体からなり、早池峰山とは明瞭な相違が見られる。
すなわち、蛇紋岩地域に特有な稀産植物がみられないこと、早池峰山ではコメツガがアオモリトドマツに優先するのに対し、薬師岳ではアオモリトドマツが大部分を占めるなど両者の植生には明瞭な違いが認められる。
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