読み仮名 くじゃくもんけい
指定種別 国宝
種別 工芸品
指定年月日 1953年 3月 31日
指定詳細
数量 1面
所在地 平泉町平泉字衣関
所有者 地蔵院
保持団体
管理団体 中尊寺
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概要

肩間32.4cm、弦32.5cm、鎌倉時代の作。
もと毛越寺千手堂にあったもので「奉施入□□(消去)」「建長二年大歳正月日」の銘がある。
庚戌鋳銅鍍金上下縁各3弧からなる通常形式の両面磬で、肩間、弦はともに30cmを越える大型なつくりで、山形は低い。
中央に大形の優麗な撞座を据え、左右に大きく孔雀文を鋳出して毛彫を加え、表裏ほとんど同文であるが、一面は孔雀を花喰鳥に作ってある。
形状は雄大で、量感に富む。