山屋の田植踊タイトル
山屋の田植踊
国指定・重要無形民俗文化財
分類 田植踊り
名称 山屋の田植踊(やまやのたうえおどり)
指定年月日 昭和56年1月21日
保持団体 山屋田植踊保存会
所在地 紫波町山屋

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概要
   旧暦1月15日の小正月を中心として行われる豊作祈願の行事は、全国各地でさまざまに伝承されてきているが、東北地方一帯ではこの種の予祝行事として田植踊りが広く分布している。山屋の田植踊は、県南部地方のニワ(内庭・土間)で踊る「庭田植え」とは異なり、早乙女(しょうとめ)の笠ふりと間をつなぐ仲踊が中心となり座敷で踊る「座敷田植え」と呼ばれるものである。前口上から始まり「三番叟(そう)」、女装青年と道化男一八とが鍬を手にして踊る「苗代こせァ」、翁・狐・一八の3人で演じられる「五穀くだしと種まき」、子供たちの踊る「仲踊」、女装青年の踊る「早乙女」、若旦那が作り馬に乗って田植えの成果を見回る「御検分」、さなぶりの準備作業を順におどるもみすり・ぬかはなし・米つきなどの「さなぶり支度」、仕事着を洗う様を踊る「しろあらい」、秋の刈り入れの踊りである「稲刈」と1年の稲作過程を歌と踊りで順々に演じてみせる。さらに、囃子舞などの余興も加えられ、また、一八(いっぱち)と胴前、あるいは一八の妻(妊娠中)との滑稽な問答もあって、進行に興が添えられる。初春の予祝の行事が風流化され、きわめて多彩な芸内容を持った田植踊りとして展開したものであり、また、早乙女が頭に冠った花笠を美しく回転する「笠ふり」は、岩手県中部地方の田植踊りの特徴をよく伝えていて、価値が高い。

主な公演場所
   不定期

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