| ■ | 概要 |
| | 宮城県北部から岩手県南部地方にかけて分布する鹿踊は、身につけた太鼓を自ら打ちながら踊る「太鼓踊系鹿踊」と呼ばれるもので、鹿角のついた頭と背負った長いササラが印象的である。伝承によると、奥州松山の金津村次橋(現在の宮城県志田郡松山町)から寛政5(1973)年に江刺郡石関村に伝えられ、その後、梁川村に伝えられたが、時期は文政11(1828)年とも明治5(1872)年ともいわれる。演目に、「礼庭」「島霧」「女獅子隠し」「案山子躍」「鉄砲躍」「土佐」「逢初川原の狂」など活発な踊りがある。また、舞型にツバクロ返しや鳥ばねなど技巧に演ずるのも特徴である。師匠伝授の儀礼に「四門くぐり」の伝承を有することも価値が高い。かつては盂蘭盆の供養として寺院や民家の庭で踊り、地元の神社の例祭に奉納したが、現在では松尾神社の例祭(9月12日)など神社の例祭や江刺甚句まつり(5月3日〜4日)など祭や各種芸能大会、あるいは依頼に応じて随時公演を行う。 |
|
| ■ |
主な公演場所 |
| |
江刺甚句まつり(5月)、松尾神社例祭(9月) |
|
|