更新日:2019年03月21日

分類 | 剣舞 |
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名称 | 上鹿妻念仏剣舞(かみかづまねんぶつけんばい) |
指定年月日 | 平成7年4月28日 |
保持団体 | 上鹿妻念仏剣舞連中 |
所在地 | 盛岡市上鹿妻 |
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笠振り(かさふり)
廻り胴(まわりどう)
概要
起源については庭元家に三巻の巻物が伝わっており、うち一巻は、正徳3(1713)年に彦部村(現在の紫波町)の念仏太夫によって書かれ、方々の村に伝えられた後、文化年間(1804〜18)に鹿妻村に譲られたとある。また、別の巻物は宝暦12(1762)年に譲られたとある。構成は太夫(庭元)、脇太夫、オカガネ、ササラなどに踊り手が14人程度。一行は行列を組んで目的地に向かい、行く先々で橋や門、碑などめぼしいものの前を通ると、それを「橋ほめ」「門ほめ」「庭ほめ」など回向する、踊りは「庭まき」「笠振り」「入端」「中切」「引端」の5曲。笠がひときわ大きく、五階塔はじめ飾りも豪華なのが特徴。笠の周りにはドロノキのカンナガラが吹き流しのようにつけられ、振るとすそを広げて美しい。
主な公演場所
大松寺(8月)