春田打タイトル
春田打
県指定・無形民俗文化財
分類 田植踊り
名称 春田打(はるたうち)
別名 お田ノ神舞
指定年月日 昭和58年1月4日
保持団体 春田打保存会
所在地 北上市江釣子

概要
   春田打は、田遊びの芸能の一形態としては、県内では唯一のものであり、全国的にも希少な存在である。簡単な身振りを主に演劇的に演ずる形態からも中世芸能の特色をよく残している。天正4(1576)年、新渡戸対馬守胤重が江釣子七千刈を領した際、この地に新渡戸家累代の守本尊を安置する一堂(現「人当山新渡戸寺」)を建立した際、落慶祝いに地区の農民にこの春田打を演じさせ、豊作の豊穣を予祝したことが始まりといわれている。演目は「田打ち」「種まき」「田掻き」「田植え」「稲刈り」「お田の神」の順。太夫を中心に笛方2人、太鼓、手平鉦各1人、これに9人の舞人で構成する。歌上げや掛け声は太夫が行い、進行は太夫の前口上に始まり各演目の始めには左右を回って四方を踏むゆるやかな一舞がある。この後、農事の様子を模擬的に、またコミカルな狂言風に演じる。最後に、白尉のお田の神の出となり神歌に合わせ厳かに舞い納める。小正月期間に地区内で、また9月23日江釣子古墳まつりの際に演じられる。

主な公演場所
   古墳まつり(9月)

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