認定年度

平成13年

認定の種類

伝統料理

主な地域

矢巾町

料理の紹介

 甘い味の美しい米粉のお菓子。 矢巾では、ひな祭りに「ひなまんじゅう」、「きりせんしょ」とともにこの「すあま」が作られてきた。 すあまは素甘と書き、その形の、すはま(州浜)菓子からきている。州浜は、鎌倉時代中期に京都の菓子屋さんで作られたのが始まりといわれ、時代と共に伝わって、家庭の郷土料理になったと考えられる。

材料

(8本分)うるち粉…500g、砂糖…300g、塩…少々、熱湯…2.5カップ(梅酢の時はつゆの分を引く)、片栗粉…少々
色づけ用
よもぎ(冷凍)…30g…緑、かぼちゃ(粉末)…30g…黄、梅漬けつゆ…100cc…赤、しその葉…30〜50g…赤
※色づけ用は、それぞれ500gの粉に対して加える量。
※型は、きりせんしょの型を使っている。

作り方

1.粉に熱湯をかけてしとねる。

2.蒸し器で20分位蒸す。

3.蒸し器から取り出してボウルにあける。

4.熱いうちにすりこぎに砂糖をまぶしながら搗き、あら熱がとれたら、手に砂糖をつけながらこねる。

5.4に好みの色づけ材料を入れながら15〜20分位しとねる。

6.棒状にのしたものを片栗粉をまぶした型に入れて整える。型ができたなら糸を使って好みの大きさに切る。

料理のポイント

1.蒸す時間に気をつける。

2.熱いうちに砂糖を少しづつまぶしながら入れることがコツ。

3.色づけに自然の食材を利用している。ぶどうなども喜ばれる。

田中舘節子さんの「徳田(とくでん)すあま」

連絡先矢巾町大字北郡山7-56

電話 019-697-3297

説明 出前実演可。1週間前までに要予約。