認定年度

平成11年

認定の種類

新郷土食

主な地域

一関市

料理の紹介

 山ゆりの根を使った新しい郷土食です。

材料

(5人分)米…150g、もちあわ…60g、片栗粉…200g、牛乳…300cc、ゆり根…3〜4球、白ごま…50g、大葉…5枚、三温糖…50g、醤油…少々、ユカリ…10g、粉砂糖…少々、揚げ油…適量

作り方

1.米とあわに、鱗片にしたゆり根約3個分を加えてご飯を炊きこむ。

2.少し冷ます。

3.2のご飯をボールに入れ、片栗粉150gと牛乳200ccを少しずつ加えて、耳たぶ位のかたさにこねる。

4.ゆり根1かけを中に入れて、3を一口大の大きさに丸めて、たっぷりの熱湯で茹であげる。

5.流水で荒熱をとり、ザルにあげる。

6.三色のだんごに作る。

【A. 胡麻味】

1.三温糖(80g)、醤油少々、水(50cc)を煮詰め、5のだんごを入れ、白ごまをまぶす。

【B. しそ味】

1.5のだんごにユカリをまぶし、大葉で包む。

【C. ゆり根あげだんご】

1.5のだんごにゆり根を埋め込んで、丸めてから茹でる。茹でたものを更に油で揚げ、粉砂糖を振りかける。(醤油でもよい)

料理のポイント

1.ゆり根の生貯蔵は難しいので、鱗片にほぐし、さっと蒸して、小袋に入れて冷凍保存しておくと、いつでも利用出来る。

2.成人病予防の健康食品として、また、昔懐かしい郷土料理のアレンジとして、胡麻とあわ、ゆり根のミックスだんごを作った。

3.ゆり根のおいしさを生かすために、だんごの中にもゆり根を入れる。

佐藤則子さんの「ゆり根だんご」

連絡先 一関市東山町長坂字南山谷43-13

電話 0191-47-3550

説明 ゆり根は季節限定品(10〜4月) 予約は1ヶ月前までに。