更新日:2019年03月21日

分類 | 神楽 |
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名称 | 土沢神楽(つちざわかぐら) |
別名 | 早池峰大償流土沢神楽 |
指定年月日 | 昭和56年3月31日 |
保持団体 | 土沢山伏神楽保存会 |
所在地 | 花巻市東和町土沢 |
ホームページ | 花巻市 |
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八幡舞(はちまんまい)・龍天(りょうでん)
概要
土沢神楽は早池峰大償(おおつぐない)流山伏神楽に属し、花巻市大迫町大償神楽から伝授され、現在に至っているが、いつのごろからかは不明である。しかし、舞道具の中に天保、弘化(1830〜1848)の年号がみられ、このころには、すでにあったものと考えられる。明治の初期からしばらく中断していたが、明治40(1907)年ごろ、大償の師匠・佐々木直八安太郎を招いて復活したという。演目には「鶏舞」「翁舞」「岩戸開きの舞」「天女」等多数あり、鎮守東和町鏑八幡神社の9月14日の例祭のほか、町内各神社祭典などで演じられる。この神楽は、早池峰神楽の本流を伝えるもので、華やかな中にも古い山伏神楽の祖形をよくとどめ、風格ある伝統の美しさを伝えており貴重である。
主な公演場所
鏑八幡神社例祭(9月)