更新日:2025年08月07日

読み仮名 なかやまかぐら
別名
指定種別 県指定・無形民俗文化財
指定年月日 平成24年11月13日
保持団体 中山神楽保存会
所在地 一戸町中山
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概要

 一戸町は神楽が盛んに演じられてきた地域であり、今日でも5団体が活動している。

 江戸時代、一戸に吉祥院という山伏がいて年行事として近隣の山伏を統率していた。町内の神楽はいずれも吉祥院が管掌する神楽から発祥したものと考えられている。中山神楽の由来は定か定かではないが、源流は吉祥院の身内「三明(さんみょう)(いん)」の山伏だと考えられている。少なくても現在の中山神楽は三明院の神楽を伝承している高屋敷神楽周辺の駒木や小繋、小鳥谷などの師匠によって教えられたものである。

 中山神楽は、岩手県北や青森県南の旧南部藩領を中心に広がる中山手と呼ばれる団体の本家本元である。

主な公演場所

太子堂祭(8月)、一戸町郷土芸能祭(11月)