更新日:2025年08月12日
読み仮名 | なかただいかぐら |
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別名 | |
指定種別 | 市指定・無形民俗文化財 |
指定年月日 | 平成24年10月31日 |
所在地 | 奥州市江刺梁川地区 |
保持団体 | |
管理団体 |
概要
中田太神楽は、旧和賀郡浮田村(現花巻市東和町)より、江刺郡梁川村中田集落(現江刺梁川)の菊井亀吉が伝授され、氏神八幡神社に、疫病退散と悪魔祓いを祈願し奉納したのが始まりと口伝されている。中田集落に天然痘が流行したため、砥谷沢の平野寅吉と高梨の菊池治惣兵エが発起人となって八幡神社に八坂神社を合祀したのが明治 22 年(1889)であり、中田太神楽の創始もこの頃と推定される。祈祷を目的とした「獅子舞」、五穀豊穣・家運繁盛を祈る「舞子」及び余興としての芸である「萬歳」を伝承しており、太神楽の特色をよく備えている。伊勢信仰代参の諸芸が奥州市に及んだことを示しており、地域の歴史や文化、民俗学的にも意義深い芸能。
主な公演場所
松尾神社大祭奉納(江刺地域 9 月 12 日)