更新日:2025年08月13日
読み仮名 | とうげやまぶしかぐら |
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別名 | 大償野口斎部流峠山伏神楽(おおつぐないのぐちいんべりゅうとうげやまぶしかぐら) |
指定種別 | 市指定・無形民俗文化財 |
指定年月日 | 平成6年4月26日 |
所在地 | 一関市大東町猿沢 |
保持団体 | 峠山伏神楽保存会 |
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概要
天保6年(1835)の飢饉で大償神楽組が道具一切を持って和賀郡東和町東晴山(現花巻市東和町)に移り住み、天保9年頃まで留まって伝えたのが晴山神楽といわれ、これが鴨沢(現奥州市江刺広瀬)とともに猿沢に伝わった。早池峰系山伏神楽の南限になる。
古老の伝えるところでは当時金山の興隆にともない、他地方から人夫が集まり、賭博がはやるなど風紀が乱れていた。それを憂い、健全な娯楽として晴山の神楽師匠横川瀬平氏のもとに通い、習得して青年たちに伝えたという。文久4年(1864)の神楽本が伝わっている。
胴取り(太鼓)、鉦、笛、舞手、言い立て、で構成。
主な公演場所
猿沢神社例祭(大東町猿沢、10月)