円万寺神楽タイトル
円万寺神楽
県指定・無形民俗文化財
分類 神楽
名称 円万寺神楽(えんまんじかぐら)
指定年月日 昭和49年2月15日
保持団体 円万寺神楽保存会
所在地 花巻市膝立

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概要
   円万寺神楽は、花巻市膝立字観音山地区に伝承される山伏神楽で、もと同地の円万寺を根拠にした山伏修験者たちが伝えたものであるといわれている。八坂神社の例祭(10月25日)、観音堂、鳥谷ケ崎神社など花巻市内の神社の例祭に奉納する。かつては、収穫後から正月にかけて湯口、花巻地区を巡り、権現舞で悪魔払い・火伏祈祷を行い、夜神楽は民家の座敷を会場とした。早池峰神楽とほぼ同時期に伝わるというが、確かな記録がなく詳細は不明。江戸時代のはじめ、北松斎が稗貫・和賀2郡の城主として花巻にあった時代、鳥谷ヶ崎神社祭礼(現在の花巻まつり)の渡御のとき神輿が重くて動かなくなり、神主や山伏が祈祷をしたが効き目なく、勧める者がいて円万寺神楽を奉納したところ動くようになった。それ以後、松斎の厚い庇護を受けるようになったといわれている。演目は、式六番(「鳥舞」「千歳翁舞」「三番叟」「八幡舞」「山神舞」「岩戸開」)、座外の舞、狂言および権現舞から成る。式六番の順序は早池峰神楽と同じであるが、翁舞には翁の前に千歳が登場して舞うことが変わっている。また、権現舞では権現さまが「ピーピー」と鳴き、白布・白扇・脇差しを次々と飲み込み、吐き出す点が大きく異なる。

主な公演場所
   八坂神社例祭(10月)

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