更新日:2023年02月16日

読み仮名 | おにけんばい |
---|---|
指定種別 | 国指定 |
種別 | 重要無形民俗文化財 |
指定年月日 | 1993年 12月 13日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 北上市・奥州市胆沢区・奥州市衣川区 |
所有者 | |
保持団体 | 岩崎鬼剣舞保存会・滑田鬼剣舞保存会・朴ノ木沢念仏剣舞保存会・川西念仏剣舞保存会 |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
剣舞と呼ばれる芸能の中でも、忿怒の形相の仮面をつけて踊る剣舞は、鬼剣舞の名称でよく知られ、岩手県中・南部に伝承されている。
主に新仏の家や墓、寺などで踊られてきたものであり、念仏歌とともに踊られる亡魂鎮送を目的とした念仏踊りの一種である。
踊りの内容は、鳥の羽または馬などの毛を使ったカブリモノを頭にいただき、忿怒面を掛けたイカモノ8名程度、カッカタあるいはサルコと称される者等の踊り手が、太鼓・笛・鉦の囃子と念仏歌を背に、扇・アヤ竹・刀の採り物を様々に駆使しながら踊る。
また伝承地によって曲目、名称、演じ方などにそれぞれ特徴がある。
鬼剣舞は極めて勇壮で力強い芸能である。
その手の込んだ巧みな踊り振り、ダイナミックな動作の群舞は、わが国の代表的な民俗芸能の一つとして評価を得ている。