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- 高畑の一里塚 高畑の一里塚 街道は簗川(やながわ)の近くで国道106号線と併走、砂留(さだまり)の市道との交差点に「右ハみやこしんみち 左ハみやこみち」と刻まれた道標(弘化2・1845年)があります。簗川沿いに進...
- 兜明神社 兜明神社 ずっと東に進み、盛岡市と旧川井村の境となる区境(くざかい)峠に入ります。北側に山頂がとがって印象的な姿の兜明神嶽(かぶとみょうじんだけ)があります。街道は閉伊七社の一つで蒼前信仰の...
- 去石一里塚 去石一里塚 旧道は国道の少し北側を松草(まつくさ)付近まで併走しています。この一帯は閉伊川の水源地帯で去石(さるいし)一里塚跡付近は「材木舗キ街道となす」(『宮古街道図巻』)と記されています...
- 門馬 早池峰新山神社 松草から先の門馬(かどま)は藩政時代から重要な木材供給地で大量の檜材や檜柾(御用柾)を生産・搬出していました。またここは早池峰山(はやちねさん)の北の登山口で、門馬口早池峰新...
- 袰岩崎 道供養の石碑 平津戸(ひらつと)、川内、箱石、川井を過ぎると閉伊川が大きく迂回する袰岩崎(ほろいわざき)の大難所がありました。ここに宝暦8(1758)年鞭牛(べんぎゅう)和尚によって山腹を通る新道...
- 茂市 鞭牛和尚の碑 旧川井村と宮古市の境となる難所、三ツ石野狭窄部を越え、宿場の面影を残す腹帯(はらたい)をさらに進むと茂市(もいち)に入ります。ここは閉伊川と刈屋川の落合に開けた宿場で、刈屋を通...
- 花原市 華厳院 旧道の面影を残す蟇目(ひきめ)を過ぎ山の中腹を通って花原市(けばらいち)の華厳院参道に至ります。華厳院は文化4(1807)年エトロフ島事件でロシアに捕虜となった大村治五平(おおむらじごへい...
- 宮古(宮古街道) 豪商・東屋 江戸時代、宮古町の入口は横町入口の神明堂の前でした。横町通りと本町通りのT字路には宮古町の高札場があり、浜街道との合流点となっていました。代官所跡は現在の市役所分庁舎となっています...
- 尾呂部 尾呂部 盛岡城下から北上する奥州街道の宿場沼宮内(ぬまくない)の北に尾呂部(おろべ)集落があり、ここが久慈街道への分岐点です。尾呂部は現在のJR東北本線御堂(みどう)駅付近です。
- 椛ノ木一里塚 椛の木一里塚 牛頭(ごず)天王堂 街道は岩手町から一戸町と葛巻町の境界付近を通り、椛ノ木(かばのき)地区で馬淵川(まべちがわ)の支流吉ヶ沢川の椛ノ木橋を渡ります。この橋が盛岡藩...
- 吉ヶ沢 吉ヶ沢の蒼前神社 道は吉ヶ沢川に沿って上がり、牛宿のあった吉ヶ沢に着きます。蒼前の小祠の前の堀田家は代表的な牛宿で、かつては大きな曲がり家だったそうです。
- 黒森峠 黒森峠への道 黒森峠頂上付近には「かご立て場」と呼ばれる休憩地がありました。頂上から急傾斜の通称「四十八曲がり」を下ります。黒森越えは大変難儀な山越えであったにもかかわらず南部牛方が利用した...
- 葛巻 塩の道入口 葛巻町の街並 峠を下り、小屋畑、田代を過ぎ、通称「細越(ほそごえ)の道」を下り葛巻に入ります。葛巻は中世葛巻氏の拠点で、八戸藩の御蔵もあった久慈街道一の宿場です。
- 沢口の庚甲塔道標 沢口の庚甲塔道標はもとは元町川岸の伊保内・八戸道分岐点にありましたが、道路改修にともなって現在地の沢口に移転保存してあります。「左ハ八戸 右ハ久慈」と刻まれたこの道標は天保6(1835)年に建立され...
- 平庭峠 奥清水のベゴ泊まり場 さらに進み平庭峠を登ります。現在は久慈平庭県立自然公園地域で、白樺林の樹林帯や頂上付近のレンゲツツジの群生などが見どころです。平庭高原キャンプ場のそばの沢水近くの凹地に...
- 馬寄平の一里塚 合戦場の一里塚(馬寄平) 久慈街道筋最大規模の一里塚遺跡の「合戦場(かっせんば)の一里塚」を過ぎると、馬寄平(まよせたい)の馬場家に着きます。馬場家は塩をはじめ鉄・雑穀等の交易場であり、中継...
- 三日町 三日町の街並 街道の要所、関を過ぎると「右ハのだ 左ハくじ」の道標が立つ角掛峠に至ります。久慈方面は、寒長根(さむながね)の一里塚、夕向(ゆうむき)峠、水無(みずなし)集落等を経て三日町に入...
- 久慈(久慈野田街道) 長福寺 三日町から今の国道よりやや南の山手を通り、荒町から久慈市街地に入ります。久慈は何回かの大火のためかつての面影はありませんが、浜街道等の道が集まり、八戸藩の代官所が置かれた九戸地方の中...
- 木売内 木売内地区 角掛峠から野田への道は、上小国から久慈市山根の木売内(きうりない)に向かいます。卯坂(うさか)峠登り口から右に分かれて山形・久慈の藩境を越え木売内に入ります。木売内には...
- 下戸鎖 長内川 木売内から北へ下戸鎖(しもとくさり)に向かいます。長内川(おさないがわ)本流沿いの下戸鎖は、北は長内川を下り八戸領の大川目・久慈方面へ、南は玉沢から安家(あっか)・岩泉への...